日本実験動物環境研究会
Japanese Society for Laboratory Animals and the Environment


◇新着ニュース (2018年11月15日)

日本実験動物環境研究会 イベントスケジュール


第64回日本実験動物環境研究会・平成30年度総会
日時 :2018年12月1日(土)10:00〜17:00
場所 :慶應義塾大学 新教育研究棟 4階講堂
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
参加費:会員3000円、非会員8000円、学生会員1,000円、学生非会員2,000円
午前の部
○ 10:00〜12:00 一般演題
午後の部
○ 13:00〜13:30 平成30年度総会
○ 13:40〜17:00 シンポジウム「最新の動物実験施設の現状と飼養保管基準への対応」
[概要]
 大学の動物実験環境の改善のために中央の動物実験施設が整備され始めたのが1960年代後半である。旧帝大を中心に整備が進む中、1970〜80年代に実験動物のラットで人獣共通感染症である腎症候性出血熱の流行があった。この流行を一つの契機にして、国立大学のみならず、公私立大学においても昭和の終わりまでに徐々に中央施設が整備されていった。それから30〜40年の時を経た今、その時に作られた多くの動物実験施設は改修、改築の時期を迎えている。他方、医学や生命科学の発展を受けて動物実験に用いる動物やその飼育管理方法も大きく変わった。特に発生工学や遺伝子工学の進歩は動物実験の世界を大きく変えた。さらに、労働安全衛生に関する意識改革、近隣住民に対する配慮、動物実験に否定的な考えをする方々等、動物を用いる中でヒト対ヒトの存在がクローズアップされてきた。その様な中で、1980年に制定された「実験動物の飼養及び保管等に関する基準」は2006年には「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」に改正され3Rが導入され、さらに2013年に改正があり5つの自由の考えが盛り込まれることとなった。 この様な流れの中で、今後、動物実験施設を新築、改築、改修する際には、どの様に動物実験施設の概要を決めるのか、基本コンセプトはどの様にしたのか、実際の中味はどうなのか、飼養保管基準にはどこまで、どの様に対応したのか、実際に建築してどうなのか、問題点が生じた場合どの様に対応したのか、そして、新たに動物実験施設を作る際には、一番に何に気をつけ、何に注意を図るべきなのかを、最新の動物実験施設を新築した(新築中)の研究機関の責任者の方々にご講演いただくことにした。可能な限り本音で腹を割った話をしていただき、貴重な情報交換の場としたく、本シンポジウムを企画した。

[プログラム]
開催挨拶(佐加良 英治 日本実験動物環境研究会 副会長)(10:00〜10:10)
1 一般演題発表(10:15〜11:45)
座長:上條 信一((株)ライフィル動物施設環境企画室)
10:15〜10:45
(1) マウスがんモデルにおける環境エンリッチメント導入の有用性と問題点
荒田 悟(昭和大学富士吉田教育部)、渡邊 潤(昭和大学共同研究施設)
10:45〜11:15
(2) 代替教材を用いて手技の洗練はどこまでできるか
鎌田 薫(三協ラボサービス(株))
11:15〜11:45
(3) 霊長類動物の検査の実際〜アメリカVRL社を訪問して〜
濱野 正敬、藤本 浩二、北林 厚生(一般社団法人予防衛生協会)

2 平成30年度総会(13:00〜13:30)

3 シンポジウム(13:40〜17:00)
「最新の動物実験施設の現状と飼養保管基準への対応」
座長:佐加良 英治(兵庫医科大学)、吉田 一也(ダイダン(株))
13:40〜14:20
(1) 動物実験棟新設に際して(金沢医科大学のケース)
大塚 哲(金沢医科大学)
14:20〜15:00
(2) 新施設・創ろう!!
塩谷 恭子(国立循環器病研究センター)
 <休憩>15:00〜15:15
15:15〜15:55
(3) 自治医科大学実験医学センターのリニューアル計画から移転まで
國田 智(自治医科大学)
15:55〜16:35
(4) 兵庫医科大学・病態モデル研究センター、開設から半年間での問題点とその対応
佐加良 英治(兵庫医科大学)
16:35〜17:00
(5) 質疑応答

懇親会(懇親会会費3000円)
会場:パパミラノ信濃町店(信濃町駅アトレヴィ信濃町2F)

※詳細は、HPにて随時更新いたします。http://www.jslae.jp/
研究会に参加を希望される方は,11月22日までに下記URLの事前登録ホームページよりお申込ください。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/9f675d46595427
参加費は当日に受付でお支払いください。

問い合わせ先:日本実験動物環境研究会 事務局
担当者:桑野
Email:  info-jslae@jslae.jp
Tel:03-5925-2840 Fax:03-5925-2913


誤植のお詫びと訂正

会誌「実験動物と環境」第50号vol.25 (2)において、p.149に掲載された図が誤って おりました。著者および会員の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。
訂正(PDF)



日本実験動物環境研究会編書籍の案内


AAALAC International : ILAR 指針 第8 版に対応した
「動物のケアと使用に関する活動計画プログラムディスクリプション(PD)」2016 年度版
★詳細★

AAALAC International の認証申請の第一歩がProgram Description(PD)の作成である。このフォーマットが2016 年に改訂された。 これ以前のフォーマットは故池田卓也博士らが翻訳の労をとられた。本来であれば前版の翻訳者である池田博士が新版も翻訳されてしかるべきであったが,残念ながら,池田博士は新しいPDが公表されるのと入れ違いのように亡くなられた。そこで前版の監修も行った黒澤努氏が翻訳チームを結成し,新たにAAALAC International の代表となられたキャサリン ベイン博士翻訳を許していただくよう依頼したこところ,快く承諾された。翻訳チームは原文の理解に詳しい米国実験動物医学専門医である内橋真悠先生と実験動物環境研究会の役員に新しく就任された夏目知佳子氏と黒澤努氏で構成された。幸いにも故池田博士の前版が日本語で存在するのでとくに差し支えない部分は前版を踏襲している。 こうして新しくなったAAALAC International のPD の日本語訳が出版されるが,これを大いに活用してAAALAC International の活動への理解を深め,我が国実験動物界の国際化に役立て,それにより我が国のバイオメディカルサイエンスが一層繁栄することを期待している。

発行:2017年11月15日、定価:1,620円(税込)

『研究機関で飼育されるげっ歯類とウサギの変動要因、
リファインメントおよび環境エンリッチメント
実験室の動物たちの暮らしを良くするために』★詳細★

この著書は動物福祉研究所(Animal Welfare Institute)のウェッブサイトhttp://www.awionline.org/ にて紹介されているが、日本実験動物環境研究会により翻訳、編集したものである。副題W実験室の動物たちの暮らしを良くするためにWで言い表されているように、実験動物の福祉、とりわけ実験動物環境に関し、具体的な方法について記載されている。実験動物関係者のみならず一般の方々にも読んでいただきたい書。

発行:2009年10月1日、定価:1,500円(税込)

『NIH建築デザイン政策と指針』★詳細★

NIH Design Policy and Guideline, November 2003 Edition (USA) から実験動物施設設備建設に関する部分を日本実験動物環境研究会により翻訳されたものである。実験動物施設設備建設にかかわる方々に、是非参考にしていただきたい書。

発行:2009年5月14日、定価:4,000円(税込)

『EUROGUIDE』★詳細★

欧州協定ets123の改訂版附属文書Aに基づきFELASAから出版され、日本実験動物環境研究会により翻訳されたものである。欧州の実験動物事情を理解するうえで極めて貴重な文献であり、実験動物福祉に関心のある方々にとっては必読書。

発行:2009年5月14日、定価:2,000円(税込)


問い合せ先:
〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37

TEL 03-5925-2840 FAX  03-5925-2913
E-mail info-jslae@jslae.jp

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